給与(賞与を除く)に対する源泉徴収のしかた
税理士 林 俊一のコラム(第94回)
会社は、給料や賃金等を支払う際に源泉徴収をすることとなっています。
源泉徴収をする所得税等の額は「給与所得の源泉徴収税額表」を使って求めます。
給与所得の源泉徴収税額表には ①月額表と日額表の2種類 ②甲欄と乙欄並びに丙欄の区分 ③給与等の支給方法に応じた区分があります。
それぞれ次の表のとおりとなります。
それぞれ次の表のとおりとなります。
※1 「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人に支払う給与については「甲欄」
その他の人に支払う給与については「乙」欄を使って税額を求めます。
※2 日雇賃金とは、日々雇い入れられる人が、労働した日又は時間によって算定され、かつ、
労働した日ごとに支払いを受ける給与をいいます。
※3 ④から⑥は日雇賃金を除きます。
※4 パートやアルバイトに対して日給や時間給で支払う給与は、あらかじめ雇用契約の期間が
2か月以内と決められていれば、「日額表」の「丙欄」を使って税額を求めます。