「我が家のおせち」
税理士 古御堂 弘のコラム (第9回)
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は税制を離れて、新春の話題にしました。
ここ30年来、我が家のおせちは私の手作りでしたが、里帰りをしていた娘達が
『おせちは「イタリア料理の三段重」を注文したので、お父さんは「いり鶏」と「炒めなます」の二品だけにしてゆっくり身体を休めてね』と優しい心配りです。
年の瀬が近づくにつれソワソワ、ウズウズ、大掃除を早めに終わらせ、例年のごとくおせち作りにとりかかります。
岩見沢の八百屋から仕入れた野菜で「サトイモの白煮」「ゆり根のたらこ和え」「ぶり大根」「ゆで豚・煮卵」「きんぴらゴボウ」「紅白なます」等々いつものおせちを拵えたのです。
案の定、イタリア料理の三段重は、大晦日の夜に紅白歌合戦を観ながらペロリと平らげてしまい、危うくおせちのない正月になるところでしたが、和風のおせちで三が日を過ごすことができました。 めでたし、めでたし!
ところで、大晦日にご馳走を食べる風習は、北海道や東北の一部地域に多いということをご存じでしたか。
その理由は、「旧暦時代は、日が暮れると新しい一日が始まると考えられ、31日の日没後は1日の朝に当たる。農村や漁村の多い北海道と東北は古くからの習わしが残っている。」ということだそうです。
茨城県の婿殿の所は年越しそばのみの大晦日だそうで、大変驚いていました。
岩見沢事務所 所長 古御堂 弘