なかのコラム 第1回 【仕事の実力を考える】
「仕事の実力」を考える
人の能力・実力を評価する判断基準は、9つの要素の総合力なのです。
一緒に働く人の「仕事の実力」は、みんな違います!
頭の性能が良く、誇れる学歴があれば、会社を成功させる「仕事の実力」になるでしょうか?
有名な大学を卒業した、頭が良い・・・それは、それで立派な経歴です。
でも、それは「仕事の実力」の要素の一つにすぎないのです。
9つの要素の一面だけを見て、仕事の優劣を判断することは危険です。
「人の能力を考えると」
実力を評価する判断基準が明確になってきます。
人の能力「仕事の実力」は、この9つの要素の総合力なのです。
1.人生の目的
これが全てのエネルギーの源。人生の目的や人生企画・目標が明確なら、一生懸命頑張れます。
頂点をめざす高い志。
2.受取る力(パソコンなら入力装置)
聞く力・読む力・感じる力・感受性・学習意欲・・・情報の収集能力。
相手の気持ちまで読み取れないと意味が無い。
3.伝える力(パソコンなら出力装置)
伝える力・書く力・話す力・コミュニケーション力・人を動かす力・継続発信・・・
情報発信能力は重要。多くの人の協力を得るためには、プレゼンテーション能力は必要です。
4.頭の性能(パソコンなら演算装置(CPU))
頭の良さ、本質的な頭の良さ。頭で考えられることしか行動できない。
でも、頭が良いだけでは・・・
5.考える力(パソコンならOSとアプリケーション)
仕事を処理する能力、発想法、企画力・・・考える技法の訓練・経験。
頭でどう考え、どう表現し、どう実行していくか・・・考える力が差別化になる。
6.人脈(パソコンならインターネット)
人脈や協力者の広がり「袖すり合った縁をも活かす」。
名刺交換した数ではない。どれだけの人が協力してくれるか。
マーケティングのチャネル、新規顧客の「紹介の連鎖」のベースになる。
7.行動力(パソコンなら運用)
目標達成のための実行力・気力・意思力・やりきる力が重要
8.知識・経験(パソコンなら外部記憶装置)
自分で積み上げた知識と、累積経験量。体験から蓄積された情報の多寡。
少ない材料では、より良いレベルの思考や判断ができない。
9.健康
1~8 全てを支えるものは、健康な肉体と健全な精神力。
ポジティブに長寿をめざそう。
「人の能力は総合力」
人の能力「仕事の実力」は総合力だと思います。
次回タイトル
【あたなは、どんな「人材」ですか?】 は H25.1.20 更新予定です。 どうぞお楽しみに!