ニセコ蒸留所見学
10月1日にオープンしたニセコ蒸留所の見学に行ってきました。
ニセコ蒸留所は日本酒で有名な「八海山」の八海山醸造㈱がニセコに建設したウィスキー蒸留所です。
見学ツアーではこちらで製造しているウィスキーとジンの設備・製造工程の説明をして頂きました。
建物内は醸造設備からでる熱でほんのりと暖かく暖房用の設備は使っていないとのことでした。
醸造設備は熱で徐々に変色していき概ね20年くらいで交換するそうです。法定耐用年数の倍くらい使えるのかと会計事務所の職業病のようなことを思いながら説明を聞いていました。
醸造設備の見学後は別棟になっている貯蔵庫を見学。こちらでは使っている5種類の樽の特徴を教えて頂き、貯蔵庫には最大500樽保存できるとのこと。オープンして2ヶ月の現在はまだ少ししか保存されていませんでした。
見学が終わったあとは蒸留したてのウィスキーを試飲できます。蒸留したてのウィスキーのアルコール度数は約65%でまろやかさはなく「とげ」があるとのこと。私はドライバーだったため試飲できませんでしたが、一緒に行った同僚は口の中が痛いと言っていました。
試飲後は売店で買い物。売店にはこちらで製造した「ohoro GIN」のほか定価で買うのが難しいお酒、日本の伝統工芸品等がおいているとのこと。早速「ohoro GIN」を購入しその他のお酒を物色。「定価で買うのが難しいお酒」……100万円超えのウィスキー達。中でも一番高いものは私の車を2台買ってもお釣りがくる。今回の見学ツアーで一番の衝撃でした。
工場見学に興味のある方、一体いくらのウィスキーが売っているのか興味のある方は見学ツアーに参加してみて下さい。