年少兵の記憶を語り継ぐ
今回は、私が担当させて頂いている
(株)小林組の小林忠男会長をご紹介します。
ブログタイトルは「年少兵の記憶を語り継ぐ」です。
これは平成26年6月2日に新聞でも取り上げられた記事を
参考にしております。
前月の15日は69回目の終戦記念日でした。
私も「戦争を知らない昔の子供」ですが
あの忌まわしい戦争の実態を風化させる事なく
後世に語り継ぐ必要があると小林会長のお話を聞いて感じました。
小林少年は昭和20年1月、14歳で年少兵に志願し
横須賀の海軍通信学校に入校されました。
年少兵とは戦力不足を補うため設けられた制度で
14歳~16歳が対象だったようです。
小林少年は銃の撃ち方や暗号の訓練を受け
同年7月に青森県の大湊海軍通信隊に配属されました。
厳しい訓練や空襲警報が鳴り響く緊迫した日々は
僅か14歳の小林少年にとって
筆舌に尽くし難い恐怖であったと思います。
14歳の少年が国のために命を捧げる決心をし
厳しい訓練に耐えていた事を考えると
諸問題が山積している現代ではありますが
今は幸せな時代になったと改めて思い知らされると同時に
先人のおかげでという感謝の気持ちが湧いて参ります。
小林会長は
「何のための戦争だったのか今振り返ってもわからない。
同じ経験をした人と話がしたい」
と仰っております。
私の父も戦争経験者でありましたが
父が元気な時には話をする機会がありませんでした。
小林会長を父と思い当時のお話しを聞こうと思います。
連絡先は (株)小林組 01457-2-2121 まで
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