【若手経営者養成講座第6回】『経営管理』について
管理(マネジメント)とは、①機会損失減少活動であり、②事前障害除去活動でなければなりません。
例えば、目的を果たす為には、いくつもの方法が考えられます。
しかし、実行はその一つしか採択できません。
一つの方法を実行したということは、他の方法を採択する機会を失ったという事です。
もし、採択しなかった方法がもっと優れた方法であったなら、損失をこうむったと考えられます。
これを機会損失といいます。
経営者は、この機会損失を出来る限り少なくすることが重要であり、
それが企業の成果を大きくする事になります。
その為に経営者にとって特に重要なのが、計画を管理する という考え方です。
果たして、沢山ある企業の中で経営計画を立て→組織化し→実施→統制という管理サイクルができている企業は何社あるのでしょうか?
経営計画が社長の頭の中にある企業も何社あるのだろうか?
銀行から融資を受けるためだけに経営計画を立てている企業は何社あるのだろうか?
ふと後ろで講義を聴きながら考えてしまいました。
是非、自分の事業を拡大・成功させたいのなら、事業計画をきちんと立て管理することを私はお薦めします。