100年企業をめざす「事業の承継」(第44回)
45.承継計画を立てるには
POINT
1 ► まず計画を作ってみる |
2 ► 時間がないことに気が付く |
◎———— まず計画を作ってみる
事業承継を考え始めたら「経営者向け事業承継セミナー」に参加したり、書籍を読んだり、経験者の話を聞いたりと必要な知識や情報を集めるでしょう。
ある程度の情報が集まったら、頭の中にある計画を作ってみてください。次の表は、親族へ承継するモデル計画表です。後継者の教育や関係者へ理解を求める時間が必要です。さらに、後継者以外の法定相続人への配慮をしながら、自社株や事業用資産の移転を行う計画が必要です。
モデル計画表
◎ ———— 時間がないことに気が付く
事業承継計画を具体的に作成します。作成にあたり必ず、承継完了目標の時期と実際の年齢を記入します。頭の中から外へ出してみる(書く)と具体的にどうすればいいのか、多くの課題が目に見えてわかるようになります。
課題に対して、一つ一つ対応していきます。専門家への相談や関係者への根回しも必要になるでしょう。そして、事業承継の期日を明確にし、課題を出すことで、承継までの準備時間が少ないことに気が付きます。
事業承継計画を具体的に作成します。作成にあたり必ず、承継完了目標の時期と実際の年齢を記入します。頭の中から外へ出してみる(書く)と具体的にどうすればいいのか、多くの課題が目に見えてわかるようになります。
課題に対して、一つ一つ対応していきます。専門家への相談や関係者への根回しも必要になるでしょう。そして、事業承継の期日を明確にし、課題を出すことで、承継までの準備時間が少ないことに気が付きます。
次回タイトル
【事業承継計画を作成するときの注意点はありますか?】
H26.12.15 更新予定です。 どうぞお楽しみに!