今回は、札幌事務所の小野が担当いたします。
ついに2020年東京オリンピックの開催が決まりましたね。
景気が良くなるのでは・・という期待とともに、
消費税の増税も予定通り導入されるのではないでしょうか！？

さて消費税といえば、予定通り増税された場合の経過措置はすでに動いています。
例えば、注文建築の一戸建て住宅の購入や、大型のリフォームの場合、増税の半年前のH25年9月末までに請負工事の契約をしていれば、引き渡しや代金支払いの一部がH26年4月以降にずれ込んでも税率は5%となります。
住宅の取得やリフォームなどは、家族構成の変化など人生のターニングポイントで考える場合が多いと思いますが、増税を機に、５％で取得できるうちに将来を見越して２世帯住宅へのリフォームを考えたり、いずれ贈与することを念頭に、お子さんのための住宅の購入を考えたり・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。
いずれ子に譲るから今のうちに買っておこう、と安易に考えていても、ゆくゆくは贈与税、相続税の問題が待っています。特に相続・贈与に関しては、兄弟はいるか、誰の名義にするか等々、事情によって有利不利は簡単には言えません。

相続を「争族」にしないために。
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