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投稿者:山田 仁
|2020年09月09日(水)
会計事務所の業務は、主に月次数値の結果を経営者にお伝えする事がメインです。
しかし実は、それよりも、経営者が今悩んでいる経営環境や個人的問題を一緒に考え、解決するための方法や提案、情報の提供などが経営者と話すときの話題となる事が多いのです。
最近、経営者から多い質問は、当然コロナウィルス感染症の渦中、「今後、自分の会社はどのように活動して行けば良い?」とか「何か儲かっている情報ない?」と、先行きに迷っておられる経営者からの質問が多いように感じます。
コロナ禍前の社会環境では、セミナー・書籍・WEB掲載などの『成功事例プロセス』や考え方などがあり、それを参考に会社経営をされている方もいました。しかし今般のコロナ禍とその後の社会環境は一変すると言われ、先が見えず迷っておられるのです。経営者の状況は皆な、早かれ遅かれ同じ状況にいると思います。
誰も今まで経験のない、数ヶ月で全世界経済活動ストップとなった社会環境下で、どのように活動する事が正解なのか?は、誰も判りません。しかし考え方を変えると、経営者が自分の置かれている環境の中で、『自由』に考え、思考し、行動する事が『成功』につながり、会社継続できるプロセスになるかも知れないという事です。
私が最近見た記事で、この時期の経営の一つの考え方として面白いものがありました。
『コロナ禍では、儲かる組織から潰れない組織』にシフトする事が必要であると言うものでした。詳細は割愛しますが、
コロナ禍では、売上を上げる事が容易ではない事が判っていても、経営者は「従業員は自分の仕事さえやってくれていれば良い」と考え、従業員は「会社の事は経営者に任せて自分は自分の仕事だけやっていれば良い」と考えていては、徐々に『売上』は下がる一方で、挙句に、『経費削減』、『人件費削減』となり、ゆくゆくは『会社継続は難しくなるかも知れない』という事です。
これからも何が起こるか判らないレベルの社会環境では、経営者が一人で悩み考えていても限界があります。
それよりもその会社に所属する全社員が「どのようにしたらこの状況を耐えしのげるのか」を考え、そしてアイデアを出し合える「組織」に変えていく事で、個々の持っている考えと能力から発想の範囲は広がり、経営者と社員が同意のもとに一緒の方向を向き、個々の役割が明確となり、一丸となって活動する事で、全体最適の組織が出来て、会社が継続し、更には、経営者、全社員の生活を守る事ができるという考えです。
私達、会計事務所の職員もその組織の一部に入れて頂けるよう、環境に合わせて変化し、企業のサポーターとして継続して行きたいと思っています。
少しでも気になる方はお気軽にご連絡ください。一緒に考えます!
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